【この翻訳がスゴイ】アキトのツンデレぶりを再現している……!! (ウルトラマンデッカーでEnglish⑦-2)

〇〇で楽しく英語学習

どーも、トモトモです!
今日もウルトラマンデッカーで英語を学んでいきましょう!!

「あれ?リンク先間違えたかな……」と思ってるあなた、ご安心ください!

今回はちょっとテイストを変えます!
前回に続き、7話からもう一つ!!

デッカーに客演した、前作:ウルトラマントリガーのヒロインことヒジリ・アキトくんの口癖「うざい」の英訳にフォーカスを当てていきます!

男なのにヒロインはおかしい? いや、トリガー最終回まで見ればわかります(笑)

英訳版:「うざい」byアキト は 気遣いに溢れたニュアンスになっています!!

google translate で「うざい」を検索すると……

画像はこちらから

デッカー7話に客演しました、
前作:ウルトラマントリガーのヒロインことヒジリ・アキトくんの台詞です!!

アキトくんの口癖は「うざい」。これだけ聞くとすっげえ嫌なやつに聞こえますが(笑)、トリガー本編を最後まで見ると「『うざい』が口癖だから成り立つキャラだ!」と思えます(詳細は本編を!)。

まず「うざい」の英訳を見ていきましょう!

はい!! annoyingでしたね!

annoying は「いらいらさせる」という意味があります

背景 抜粋するシーン

それでは、ウルトラマンデッカー本編の流れを説明します。デッカーでは地球がスフィアという怪物に襲撃されていますが、スフィアの魔の手は火星にも伸びていました(この世界の火星は開拓が進み人間が生活できる環境がある)。

地球をデッカーが守っているように火星は前作の主人公:ウルトラマントリガーが守っているのです。

火星スフィアとの戦闘を終えたマナカケンゴことウルトラマントリガー。地球の異変を感じ取りますが、自分が火星を離れたらスフィアの脅威から人々を守れなくなることへの不安を漏らします。

そんなケンゴに対して、アキトは「うざい」と一蹴。
ウルトラマントリガーがいない間の火星は俺たちが守る。だから気にせず地球に行ってこい(意訳)とケンゴの背中を押しました。

では英語字幕でアキトは「annoying」と言ったのでしょうか!?

ウルトラマンデッカーの英語字幕でアキトは「annoying」と言ったのでしょうか!?
確認していきましょう! ハイドン!!

うざい → Save it.

はい!! Google translateで「うざい」って検索するとannoyingが出てきましたが、
アキトのはSave it.

Save の意味は「保存する」 ゲームでも「セーブする」なんて言葉が浸透してますよね

ですが、Save it はスラングで「黙れ!」という意味があります

weblioより

直訳すると
「もうそんなこと(it)言われるのはうんざりなんだよ!口に出さずに胸の中に保存して(Save)おいてくれるか?」
→ 黙ってくれ、鬱陶しい

こんな感じですね!

英語版「うざい」から伝わるアキトの思い遣り

↑の解説を聞いて「どこに思いやりがあんねん!」とツッコミたくなるでしょう。

しかし、直訳を含めて考えてみよう。

ケンゴは「自分が火星を離れたら、火星の人々が危ないかもしれない」と心配していました。
アキトのSave it はケンゴが心配を吐露した直後に言ったセリフです。

Save it を使ったことで、スラングとしての「黙ってろ」でキツめの言い方をキープしつつ、
「そんな心配は胸にしまっとけ」って相手を気遣うニュアンスも含まれるんです。

そして前述したようにこの後は、ウルトラマントリガーがいない間の火星は俺たちが守る。だから気にせず地球に行ってこい(意訳) につながるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普通に うざい → annoying と訳せば、いちおうの訳にはなります。
しかし、それではアキトが本当に嫌なやつにされてしまいます。
あくまで、アキトがキツい言い回しをしながらケンゴを気遣っている 部分まで翻訳する必要があるんです。

「余計な心配なんかせずに火星のことは俺たちに任せろ」という意志を伝えるには、
Save it はとても適切な翻訳だと思います。

いちおう言っておきますが、
「Save it」は僕らが軽々しく使っていい表現ではないのでご注意を(笑)

アキトくんのキャラに合わせた明翻訳でした。

それではまた次回の記事でお会いしましょう~!!

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