【留学】高齢者介護をしていたからバイリンガルになれた in ニュージーランド

留学奮闘記

どーも、トモトモです!

突然ですが新社会人のみなさま、お元気でしょうか!?(笑)
今回のテーマは社会人経験と留学についてです。

上手く職場に馴染めてる人も、未だに苦手な先輩の顔を思い浮かべて嫌な気持ちになる人もいると思います。

僕が新卒で経験したのは老人ホームの介護職員でした。
困ってる人の役に立ちたいって確かな理想を持って入社しましたが、いやはや現実は厳しいものでして。
朝起きて仕事のこと考えるのが嫌でしょうがいない日もそりゃあ、ありました(笑)

ただ、二年間がんばった介護の経験は留学で僕の力になってくれました。

僕は介護という仕事に携われてよかったと思ってます。
入社当時の同期や職場の同僚とは未だに仲良くさせていただいています。

以前お話ししたように、僕がニュージーランドに行ったとき英語力はどん底からスタートとなりました。ただ、どん底から這い上がる手助けをしてくれたのは、間違いなく介護の経験でした。

そんなお話をしていきたいと思います。

介護は話のネタに困らない

語学学校は生徒の出入りが激しいです。
隣の席にきた新しい生徒に自己紹介する機会はたくさんあります。
だから自己紹介は徐々にテンプレートができあがっていくわけですね。

その際、僕は介護経験をお話しします。ちなみに介護職員は英語でCare Giver”だぞ!

必ず話すのが勤務時間のこと。
老人ホームは24時間誰かがいないといけないので、日勤もありますが夜勤もあります。

夜勤は17:00~34:00(AM10:00) 1時間休憩の16時間勤務です。

通常、夜勤した翌日は休日になります。
が、スタッフの体調不良による欠員等、臨時の際はその限りではありません。
朝10時に帰宅した後、睡眠をとってその日の17時に夜勤に行くなんてこともよくありました。

我ながらようやってたと思います。
世の中の介護スタッフのみなさま、本当にお疲れ様です。

そう。これだけで話のネタになります(笑)
実際、どの国の生徒に話しても「マジか!!」ってリアクションもらえます。

いやー、会話に手ごたえを感じられるので超気持ちいいです(笑)

さらに、この話題をきっかけに少子高齢化の話とか日本人働きすぎじゃないか(※日本人の勤務時間は世界から突っ込まれるレベルです)とかで会話を拡げることができるわけですね。

「え?そんな話題じゃ盛り上がらなくない?どうリアクションしていいかわかんないよ」って思うでしょう。こういう話題。日本人同士じゃないせいか雰囲気が重くなったことはありません(少なくとも僕は)。むしろ自国の愚痴をぶっちゃける生徒は多い印象がありましたね。割と笑って話せます。

大変なイメージがあり、実際に大変な介護の仕事ですが、

大変だからこそ話せることも多いです。

会話の量=英語力の向上なので、そういう意味では介護を経験してよかったと思いました。

仕事への姿勢が異文化交流に繋がった

少し話が変わりますが、企業面接で介護経験のことを聞かれると僕はこう話します。
介護を通して、どんなスタッフとも円滑に業務をこなす力がつきました、と。

介護に完璧なマニュアルは存在しません。人対人の仕事だから。
例えば、リーダーが対応するよりパートさんが対応した方が落ち着く人がいます。
故に、プライドが高いスタッフさんが多いんです。マニュアルではなく自分のやり方が正しいって。

入社し配属されたばかりのころ。対応方法が一緒に組む先輩によって違う、「Aさんはこう言ってただろうけどあんなの無駄だよ。私のやり方でやって」と言われることはしょっちゅうありました。介護業界あるあるだと思います。

そして自分のやり方に絶対の自信を持っているスタッフさんたち。
感情的な摩擦も何度か見てきました。ただ、介護はチームワーク。
スタッフ同士の好き嫌いのせいで迷惑するのは高齢者のみなさまです。

だから組むスタッフさんによって業務のやり方を微妙に変えてました。(やり方は変えても、態度を変えてたわけじゃないから問題ナッシング) 意外と上手くやってたと思います。
私も、私と組むスタッフさんも、残業になることがあまりありませんでしたし。

少々長くなりましたが、この相手に合わせる姿勢が留学に活きたんですね。

変化は強み

生徒の出入りが激しい語学学校。
知らない生徒とペアになることも珍しくありません。

もし相手とフィーリングが合わないと感じて諦めてしまったら……
授業の間、いつペアワークになるのかとビクビクしながら過ごす、拷問のような時間に変貌します。

それで退学になるわけでもなければ、命を落とすわけでもありません。
結局、仲いい人の

相手に変わることを期待してたら上手く行きません。
だから、自分が変わる必要があるんです。
そして、変えることができるというのは、強みです。

あまり話さない生徒から会話を引き出す側になるかめちゃ自己主張強い生徒の話を聞きながら自分の意見を話す機会を作り出す側になるか

組む相手によって、やり方を変える

これはまさしく、
・高齢者さんが自分のペースで生活できるように支援する
・スタッフ間の連携を強めるため、一人ひとりの傾向に合わせる。

という介護の経験があったからできたことだと僕は思います。

これができたからドン底のクラスから始まった僕でも、最終的に修士号を得る段階まで行けたんだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか!?

僕個人「介護から留学って繋がりなくない?」と言われることもありますが、ぜんっぜんそんなことはないですよー--!!!
むしろ、介護をがんばったから、世界に通ずるコミュニケーション能力を習得できたと思ってます。

とはいえ、社会人経験が留学/英語学習活きる仕事は、もちろん介護だけじゃありません。
苦労して、がむしゃらにもがいて、自分はこれだけは同僚に負けないってものを培った人は、みんなが何かしら武器を持ってるものだと思います。

新社会人のみなさま!!もしかしたら、あなたのやっていることはグローバルなコミュニケーション能力を身に着ける段階に、すでに入っているのかもしれません。

身体に気をつけて、ファイトです!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました