どーも、トモトモです!
前回のクレジットカードについての記事でクレジットカードは紛失のリスクがあると説明しました。繰り返しになりますが「自分は大丈夫」と思って油断すると紛失します。
なぜなら僕が紛失しかけたからです!!(笑)
そして「(笑)」なんてつけて話せるのは、幸いに未遂に終わったからです! それも現地の人のおかげで!!
今日はどんなシチュエーションで紛失することがあるのか、と同時に、犯罪に巻き込まれるだけが海外はじゃない! いうお話。
トモトモクレジットカード紛失未遂事件 詳細
これはイギリス留学中に本当にあったエピソードです。
僕が大学の図書館で勉強していたときのこと。勉強をひと段落して、一階の自動販売機にコーヒーを買いに行きました。
前回もお話しましたが、イギリスはクレジット払いの自動販売機がたくさんあります。
できたてアツアツのコーヒーを手に持った僕は図書館に戻ろうとします。
すると、いきなり学生に声をかけられました。彼は言いました。
「カードが置きっぱなしだよ」と。そう言って手渡ししてくれました。
そう。僕はクレジットカードを販売機に置き忘れてしまっていたのです。学生が声をかけてくれなかったら完全に忘れたままでした。
僕は心からの「Thank you」を述べ、学生と別れました。
もしも学生が声をかけてくれなかったら……
以上が僕が経験したことです。
カードを置き忘れ、学生に声をかけられるまでの間はわずか10秒ほどでしょう。
「紛失未遂事件」だなんて大それたタイトルをつけましたがこれで終わりです。
しかし、この10秒で僕の留学生活は救われました。
置き忘れたものをそのまま拝借されてもおかしくありませんよね。なくしたことにすぐ気づかず、「どこに置き忘れた!?」なんてことに巡らせ、警察に連絡してた可能性もありました。
盗難・紛失についてはクレジットカード発行会社が24時間年中無休で利用停止を受け付けてる場合もあります。が、例えそれで金額的な損失をゼロに抑えたとしても、無くした自分への情けなさ、やるせなさを抱えたまま一人で過ごす時間など想像するだけで辛いです。
しかも僕が使ってたカードはジャンププラスやらAmazonの支払いとして登録していたカードだったのでこれらも変更しなければいけませんでした。
学生が声をかけてくれた、たった10秒の出来事があったから、こんな惨めな未来を回避できたのです。正直「Thank you」だけじゃ足りませんでした。
後日談
この話にはちょっとした続きがあります。
後日、図書館の自動販売機前で僕は立っていました。僕の前には2人ほど並んでいます。
そして、僕の前にいた学生がコーヒーを片手に去っていきます。
販売機を利用しようとした僕の目に入ったのは、挿しっぱなしのクレジットカード。
僕が忘れた時と全く同じシチュエーションに遭遇したのです。
僕は学生の後ろを追いかけ、「カードを忘れてるよ」と言って手渡しました。
その学生は「Thank you」と言ってくれました。「Thank you」を言う側から言われる側になれたんです。
僕を助けてくれた学生は、結局名前もわからずじまいです。でも、彼が僕にしてくれたことを、僕が別の学生にすることで、少しは恩返しになれたのかな、なんて思えたエピソードでした。
さいごに
いかがでしたしょうか!?
「海外で犯罪に巻き込まれました」「日本人はよく狙われる」という声をよく耳にします。
それらの声を一概に否定するつもりはありません。
でも、巻き込まれることもあれば助けられることだってあるんです。
周りから海外で犯罪に巻き込まれるエピソードを多く聞いていたので、本当に感動しました。
そして何より、カードの置き忘れには要注意です!
一度目は自分、二度目は他人でしたが、同じシチュエーションでのカード置き忘れを二回も味わったので、決して油断しないようにと声を大にしてお伝えいたします。
それではまた、次回の記事でお会いいたしましょう~!!!
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